パワーストーンは語る

カッティング水晶 その1:梵字入りってありがたいの?

カッティング水晶 その1:梵字入りってありがたいの?

こんにちは!!おひさしぶりですね。阿部ケイです。

今回はのパワーストーンのお話は、カッティング水晶。

カッティング水晶というのは、大きく分けて2種類あります。
ひとつはこれからお話しする
水晶の玉の中に、梵字や龍、鳳凰などの神獣、干支、彫られている水晶。
もう一つは、ダイヤモンドのように表面をカットしている水晶です。

では、はじめましょう。
最近良く見かける水晶に、「梵字入り」というものがあります。
梵字とは古代インド文字であるサンスクリット漢字訳したものだそうです。
それを、日本では伝統的に悉曇文字(しったんもじ)で表記するので、あんな不思議な形になるのだとか。
あ,悉曇(しったん)というのは、サンスクリットの漢字訳です。
インドの古い経典などに使われていたお釈迦様の言葉を書いた文字なんですって。
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そうきけば、確かにありがたい文字なのでしょうが、書かれている意味が分からなければ、ただのきれいな模様と同じでしょう。

この他にも、鳳凰や、龍など、
干支や方位に関係のある架空の動物などが彫られていることもあります。

このような柄入りの物は、
柄の意味(梵字の意味や鳳凰・龍などの持つ形の意味)や、持つ人がその模様に抱くイメージが強く投影されます。
このため、パワーストーン自体のパワーが変化したり、持つ人による相性に大きく影響を及ぼすことがあります。
一般に普及してるこれらの模様入り水晶は殆どが量産品ですが、
中には特別に人に頼んでわざわざ柄を彫ってもらったというパワーストーンを使いたいおっしゃる方がいます。
残念ながら、こういったパワーストーンは良きにつけ悪しきにつけ、彫った人の気持ちが混入されています。
そのためにパワーストーンの自然なパワーに別の力が加わり、持つ人のパワーに歩調を合わせようとする本来のパワーストーンの力がひずんでしまう事多々みられます。
言い換えると、パワーストーンが「(自分の)持ち主は複数いるのだ、」とカン違いしてしまうのです。

パワーストーンブレスレットは、その人に合わせて石を選び、組み合わせ、念入れをして完成します。
持ち主は原則その人ひとりですし、同じ物を違う人が持っても同じパワーを発揮することはありません。
よほどの事がない限り、私(阿部ケイ)もヒロ(阿部ヒロ)も、柄入り水晶を使ってブレスレットを組まないのは、こういった理由からです。

それでも何としてもお使いになりたい場合は、まず気軽なアクセサリーとしておつけいただくようにお薦めしています。
こういう場合の梵字や干支はデザイン的にも優れています。
ファションアイテムとして充分お楽しみいただけると思います。

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註:クリエイティブ・コモンズ

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